Dental Practice-Based Research Networkは、臨床家と臨床疫学者による、歯科診療の質と国民の健康を改善させるための研究ネットワークです。日米国際共同研究を実施しており、研究結果を診療現場にフィードバックしています。研究の参加者は日常診療の客観的再評価が可能です。
Dental PBRN Japan (JDPBRN) は米国保健福祉省のAHRQに承認を受けている日本で初めての国際的なPBRNです。

日本初、歯科開業医を中心とした臨床研究ネットワーク

Dental PBRN Japanの目的は、日本の歯科開業医を中心とした、歯科診療に基づく研究ネットワーク(Dental Practice-Based Research Network:Dental PBRN)を構築することです。

これまで、わが国では、歯科開業医を中心とした大規模な臨床研究の試みはほとんど行われておりませんでした。本ネットワークにより、日本の歯科開業医を中心とした多施設での臨床研究が可能となります。

さらにDental PBRN Japanは、世界的なPBRNのネットワークにも加盟しているため、ご自身の診療所にいながら、国際的な研究に参加し、エビデンスを構築することに貢献できます。皆様の診療所から世界に向けてエビデンスを発信することが可能です。

我が国の歯科医学研究の歴史に新たな1ページを刻みましょう。

本研究ネットワークの目的  

  1. 歯科開業医主体の研究ネットワークの構築を行う。
  2. 歯科診療を変えるインパクトのある研究を診療現場から発信し、日常診療に還元する。
  3. 国際共同研究にも参加し、世界へむけてエビデンスを発信する。
  4. 歯科医療従事者の研究参加を可能にする。
  5. 日常の歯科診療の見方を変え、診療を楽しくする。
  6. 歯科医療の質を向上させ、患者の健康改善に貢献する。

歯科診療をしながら世界にエビデンスを発信しましょう

皆様の日常臨床における悩みが臨床研究へと発展し、その結果がエビデンス(科学的根拠)となり、医療制度や政策を動かすことになるかもしれません。             

また、診療での「悩み」や「研究の題材」は診療をしている皆様の中にしか存在していません。よって日々の臨床現場には切実な研究テーマが数え切れないほどあると思います。小さな疑問と思うことが、まだ行われていない、重要な研究のテーマかもしれません。

ぜひ私たちと一緒に、診療に基づく臨床研究の結果を世界に向けて発信していきましょう。

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